制震ダンパー《ミライエ》+「趣味の空間こんなにできますよ」

先日のイベント(リフォームと共同開催イベントで、当ブログには告知せずでした)ではいつもと趣きを変えたチラシを作って配布しました。

表面は地震多き我が国の住宅の備えとして、制震ダンパーのお勧めです。大切なことですがちょっと硬い内容。裏面はオガワホームの設計事例写真から。「趣味の空間こんなにできますよ♡」とのフレーズを付けた夢のある内容を、特に裏表の脈絡など考えずにワイワイ言いながら作ったわけです。

このチラシ、自己主張の強い我が社の社員(笑)の性格が出ていて、イベントが終わったからといって捨て忘れてしまうのも惜しい気がしたのでここに掲載しようというわけです(笑)。

●裏面(▼)「趣味の・・・・」の原案は誰が作ったか、もうお判りですね。さらなる解説は不要でしょう。

●表面(▼下図2枚)、表面のタイトルは「本震で耐えても余震で倒壊する事をご存じですか?」という長大(笑)なもので、そのための備えの装置が下図住友ゴム工業㈱の「ミライエ」なのです。「耐震」強度を保ち地震に耐えるという考え方だけではなく、今回お勧めした「制震」は、地震力が建物に伝わっても揺れをなるべく抑えるための装置です。

新築の際に下図のような装置を、柱と柱の間に数か所設置します。

下の解説文は、施工こだわり理論派営業マンF氏(「かわら版」ご覧の方ならおなじみでしょう)によるものです。

熊本の地震のように複数回の強い地震に見舞われると、耐震等級3という高いランクの建物でも接合部が破壊し倒壊する恐れがあります。それを防ぐためには「ミライエ」を装着して揺れを抑えることが有効だということを訴えております。

因みに建築基準法は1度の地震しか想定していませんし、複数回の地震力に耐える構造の法制化は恐らく現実味において疑問視されることでしょう。そうなってくると大切な我が家を守るための自衛策として、ミライエのような制震装置を設置するかどうかは、ひとえに住む方の考え方次第ということになるのかもしれませんね。

 

そして結論を申し上げれば、すなわち良い家とはこのチラシの表と裏の考え方のエッセンスを上手にミックスすることだということ、月並みですがそのようになるかと思います。

制震ダンパー《ミライエ》+「趣味の空間こんなにできますよ」

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