ぶらり散歩・・神田、神保町の看板建築

神田神保町と言えば古本屋街。私は上京して以来お世話になっていました。暇さえあれば通っては安い本をいっぱい買っていました。

最近でも相変わらず通っているのですが、町の景色の方は少しずつ変化しているようです。以前は震災直後の昭和初期に建った本屋がかなり軒を連ねて建っていましたが、いつのまにかポツリポツリとある程度に。

というわけで、絶滅を危惧して撮っておいた写真から・・・

 

「看板建築」って要するに道路に面した正面だけ看板のように意匠を凝らした建物、大抵は住宅兼商店です。

(↓)は新御茶ノ水の出口にある、いわば全体が看板そのもの。分かりやす過ぎです。

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こちらは(↓)昭和初期の典型的な看板建築。洋風のようで桃山時代の唐破風の屋根のような、とにかくなんとなくハイカラで目立つのがいい。

「銅板葺き」の外壁という当時多かった仕様を、この建物も踏襲していたように見えます。

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(↓)は私的には「いいデザインで賞」を差し上げたい建物。丸い袖看板がポイント、レトロチックないい味を出しています(でも最近は袖看板がなくなってしまったようで悲しい)

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それぞれのお店が専門分野を扱っています。(↓)は音楽や演劇でしたかな。眺めていても文化的な感じが漂います。

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というわけで、なにげない町並みも、ほんの少し注意しながら歩くと、意外な発見があるかもしれませんね。

ぶらり散歩・・神田、神保町の看板建築

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