汐留の高いところより♪

Ｐ社の商品説明会のため、東京は新橋汐留方面まで赴きました。復原された日本最初の鉄道駅新橋駅がある超高層ビルの最上階にて、まずは腹ごしらえ。

すると目に入ったのがこの光景、埼玉県からのお上りさんの私はつい「おー、この展望」、これぞ「インスタ映え！」と感動です。

なんたって今話題の築地市場を眼下に一望できるではありませんか。そう、建築マニアにとって重要なのが「この曲線」なのです。

関東大震災からの復興建築として1934年に竣工した築地市場は、当時としては鳴り物入りの超モダン建築なのでした。とても合理的に設計されていたのです。例えばかつては汐留貨物駅からの引き込み線がこの外周の曲線に沿って引かれていて、スムーズに荷物の運搬ができました。曲線状のところは「魚類ホーム」で、貨物列車が行き来していたわけです。

ちなみに下の2枚の画像は数年前に私が撮影した地上からのアングルです。事務棟にはレトロなアールデコ風の時計塔がありました。曲線状に鉄骨で組まれた内部も壮観です。

この景色、いつまで眺められるのでしょうか。